昭和に入り、外国から様々な様式・工法の家が導入されるようになると、建築士という職業が出現しました。
日本の伝統の建築では、外国から来た家づくりには無理があったのでしょうか。昭和23年には一級建築士が住宅の設計を行うようになり、さらに建設業も始めました。大工の棟梁たちも又、建設業を興し、建築士を仲間に引き入れるようになっていきました。
昭和25年に建築基準法が制定されると、今までとは様子が一変し、免許を取得した建築士が専門の設計事務所を開設し、住宅を設計するようになりました。建設業者も又、専門の建築士を雇い入れ設計業務を行うようになり、大工さんも建設業者に雇用されるようになっていきます。 |