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5.ハウスメーカーの台頭と家づくり
昭和20年から40年までは、家づくりは大工さん・建設業者さん・設計事務所が仲良くバランスを取りながら進めていました。

大工さんは地域に密着した日本の伝統的田の字タイプの家づくり、建設業者さんは各社独自な間取りの家づくり、設計事務所は各自個性的で特徴ある家づくりで仲良く業務を行っていました。

昭和40年代になると、大手プレハブメーカーが全国で画一化された家づくりを手掛けるようになりました。以後30年、プレハブメーカーから成長した大手ハウスメーカーが、在来の業者を振り切って大手をふるって歩いています。

大手ハウスメーカーは、莫大な資金で現代にマッチした自社独自のデザインハウスを開発し、豊富な宣伝営業力で日本全国の住宅産業界をリードしてきました。在来工法のハウスメーカーが営業撤退する中でも、独自のイメージハウスを確立したハウスメーカーは現在も生き残り、営業展開を続けています。

6.自由設計の選択を選んだ家づくりの始まり

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