(V)暮らしよい家づくりの奥義

2.玄関・ポーチ・ホール

1.位置: 家の中心から見て、真東・西・南・北〜南東、北西に計画する場合が多い。

2.土間から直接ホールに上がる場合(敷き台無し、基礎高40cm・床高60cmの場合)
 1.2段の階段:地面から蹴上げ段差は11cm踏み面30cmが2段、(地面から+22cm)
 2.ポーチ:蹴上げ段差は11cm、踏み面120cmの土間、(地面から+33cm)
 3.ドアの位置:雨仕舞い3cm、玄関土間を上げる(地面から+36cm)
 4.上がり框下:床に水垂れ勾配2cmをつける(地面から+38cm)、基礎天2cmの水切。
 5.ホール床:22cmの段差で、立位・座位何れも昇降可能。

3.2枚引違戸のさばき方:外部から向って左側の戸の引き手に右手を掛け少し開いて
  両手または右手で静かに開けるので、このように計画すると良い。

4.開き戸のさばき方:外部から向ってドアの左側の取っ手を右手で回し、少し開いてから
  両手または右手で静かに開くので、出来るだけこのように計画すると良い。

5.ポーチ上部に1m×2mの屋根を設け荒天時に対処する。雪摺り等の配慮も必要。

6.ホールにドア等を設け風除室をつくり外気との緩和を計る。

7.外出用コート等の収納を設けると外出が楽しくなります。

8.照明器具は来客者、住人双方の顔が綺麗に見える位置の壁にも一灯設けると良い

9.来客の大半が玄関までで用を足す。ここを我が家の社交場と考えて計画すると良い。


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